データ分析とビジネス ノート(2)プロジェクトマネジメント ビジネス課題とKPIツリー

2-3 KPIツリー作成の発想法

  • 顧客行動
  • 顧客属性

2-3-1 顧客行動に注目した分解

時間をさかのぼる形でイメージする。

購買 → 来店 → 認知

 

顧客行動に注目したKPIツリーの特徴

掛け算による分解

  • 人数 X 行動率
  • 人数 X 一人当たり平均値

2ー3-2 顧客属性に注目した分解

足し算による分解

顧客属性に注目した分解の注意点

  • 一つのKPIツリーに対して一つの属性にする
  • KPIツリーを複数に分ける

クロス表散布図を利用する

2-3-3 その他、さまざまな視点からの分解

顧客行動や顧客属性以外にも「商品」に注目すると

倉庫 → 棚卸 → 購買 

という商品の流れが可視化される。

2-3-4 掛け算と足し算

掛け算による分解

下位の要素の変化率(増加率/減少率)が上位の要素にそのまま反映される。

KPIツリー作成において、掛け算による分解を主とするべき理由(絶対ではないが)

足し算による分解

下位の要素の変化率(増加量/減少量)が上位の要素にそのまま反映される。

したがって、与える影響は明瞭ではない。

それを補うために、

感度分析と呼ばれる数値シュミレーションを行う必要がある。

足し算による分解の注意点

要素のもれ重複が起こりやすい。

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