中国人留学生の起業

起業

昨日のNHKの「サラメシ」の番組で、爆発的に増加する中国人留学生向け予備校「日本語教室」を運営する慶應義塾大学卒業の中国人留学生の話があった。

彼自身の体験では、日本に来てから大学選考と日本語の勉強で非常に苦労した、そこでその経験を生かし大学3回生の時に、自身の経験を生かし苦労する留学生のために様々なきめの細かい支援活動を行い、さらに日本のすべての大学の応募要項などを中国語に翻訳して一覧で簡単に見ることができるホームページを開設した。

その結果彼の運営する日本語学校は留学生たちの間で非常に評判となりますます生徒が増えていった。

当初は10名そこそこの生徒だったがこの4年間で1000名を超える学生数に達しているという。

起業すると言う事は何らかの需要を先取りして他者が気づいていない時点でスタートすることが大切だ。

今回の場合この授業は彼にしか気付くことができなかっただろうか?と自問してみた。

中国人留学生が爆発的に増えているということにさえ気づけば、後はそれに付随する様々な問題を論理的に考察することによって気付けたのではないだろうか?

テレビでよく放映される外国人旅行者の激増のニュースを聞くだけでなく、頭を柔軟に周りをよく見回し小さな情報をすくいあげ慎重に考察しその中から他者が気づいていない需要を見つけ出すことが肝要ですね

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