Python 入門 ノート (38)関数の引数と戻り値の宣言(関数アノテーション「注釈」)

関数の引数と戻り値の宣言(関数アノテーション「注釈」)python.3.6以降

関数の宣言時に注意すべき点。

python3.6以降では変数宣言の際下記の様に型を付加できます。(関数アノテーション「注釈」」)

num: int = 10

これを利用して、

def add_num(a: int, b: int) -> int:
    return a + b
r = add_num(10, 20)
print(r)
  30

引数と戻り値に各々アノテーションを付加できます。

引数  a: int, b: int
戻り値  -> int

コードの可読性が増しました。

注意点!

def add_num(a: int, b: int) -> int:
    return a + b
r = add_num('a', 'b')
print(r)
  ab

他のプログラムとは違い、上記の様に int型 を注釈付加した 引数 a b に、実際 str型 を入れてしまうと、文法的に間違いがない限り実行されてしまします。 

エラーとして帰ってこないので注意しましょう!

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